東京オリンピック組織委員会の会長を務めていた森喜朗会長が、女性軽視発言によって辞任しました。
森喜朗会長は、首相時代から何かと失言を繰り返しており、マスコミや世間に叩かれてきました。
- 過去の失言(発言)
- なぜ失言を繰り返してしまうのか?
について、まとめてみたいと思います。
森喜朗の過去の失言(発言)まとめ!

森喜朗氏の過去の失言(発言)について、時系列で簡単にまとめてみました。
2000年
【神道政治連盟国会議員懇談会の祝賀会で】
日本の国、まさに天皇を中心にしている神の国であるということを、国民のみなさんにしっかりと承知していただく
日本国憲法である国民主権を否定するような発言ということで問題になりました。
【衆院選前の演説で無党派層の動向に関して】
関心がない、と言って寝れしまってくれれば、それでいいんですけれども
森喜朗氏は、首相時代の2000年から2001年まで、失言や暴言が多く、
失言大魔王という異名まで出ていたようです。
2003年
【鹿児島市で開かれた討論会で】
子供を一人もつくらない女性の面倒を税金でみなさいというのはおかしい
ここでも女性軽視発言をしていたのですね。
2014年
【ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子で転倒した浅田真央選手について】
見事にひっくり帰った。あの子、大事なときには必ず転ぶ
日本は団体戦に出なきゃよかった。負けると分かっていた。浅田さんを出して恥をかかせることはなかった
スポーツ選手など多くの人々から批判の声が上がったようです。
2016年
【リオデジャネイロ五輪日本選手団壮行会のあいさつで】
国歌も歌えないような選手は日本の選手ではない
2021年
【日本オリンピック委員会の臨時評会議で】
女性軽視と言われた失言についてはこちらの記事にまとめました。
女性軽視と言われる失言が本当に失言だったのか?
森喜朗会長が謝罪も集団リンチでいじめ!?マスコミの発言切り取りに批判!「騙された」「許せない」の声!

こうして振り返ってみると森喜朗氏の失言(発言)って、
- 言葉をオブラートに包まない
- 余計な一言が多い
ような気がしますよね。
悪気があって失言しているとは思わないのですが、やはり国のトップにたつ人間としての発言ではなかったのかな、と思います。
森喜朗、失言を繰り返す2つの理由は?
なぜ、森喜朗のような絶大な権力をもち首相まで上り詰めた人が、失言を繰り返してしまうのでしょうか?
調べてみました。
サービスが精神旺盛
森喜朗氏の失言は、サービス精神の旺盛さからきているようです。
場を盛り上げたいという思いで言った冗談が、冗談では済まされず炎上してしまうのだそうです。
浅田真央ちゃんの失言も、しゃべりすぎてしまったがための失言だったのでしょう。
焦り
また、森喜朗氏は焦ると、色々な事をしゃべってしまうようなんです。
例えば、今回の女性軽視と言われる発言も、五輪反対の声が大きくなってきたことの焦りから生まれた失言でもあったようです。
森喜朗、実は与野党から慕われている?
失言などを繰り返し、東京オリンピックの組織委員会会長を辞任した森喜朗氏。
マスコミや世間からは、女性軽視発言で大バッシングされていますが、
実は与野党からは慕われているといいます。
会長の後任として名の上がった川淵三郎氏
会長の後任として名があがった川淵三郎氏がインタビューでこう語っていました。
森さんに会う前の段階で「涙を流された」と聞き、もらい泣きした
発言に弁解の余地がないだけに、森さんもつらかった。
森さんが今までやってきたすべての功績を全部無視するのか…
と、森さんを思いやり、涙を流したとい言っています。
永田町関係者
また、永田町の関係者からはこのような声も上がっています。
森さんがここまでのし上がってきたのは、気配りと懐の大きさ。個別に話をすると極めて楽しい人で、与野党を問わずに慕われている
スポニチより引用
我々世間一般は、森喜朗氏が本当はどんな人なのか、あまり知らないところですが、
関係者や身近にいる人から聞く話だと、決して悪い人じゃないんだな、ということが伝わってきますね。
やはり昭和の人間。
考えの古さや今の時代に合った発言ができないのも致し方ないのかなと思います。
しかし森喜朗氏は、失言以上にたくさんの功績を残されてきた人物であることを今一度頭に入れておきたいと思います。
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